プラス糖尿病

体型でみる糖尿病チェック

体型

体型が糖尿病と深い関係がある。と言ったら、たぶん肥満体形を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? 確かに、肥満体形の人は糖尿病を発症する可能性が高いというのは間違っていません。しかし、これはすべての糖尿病に当てはまるわけではないんです。
ですから、痩せていて肥満の傾向じゃないし、糖尿病にかかる可能性も低いはず…。
そんな風に思ってはちょっとキケンです。1型と呼ばれるインスリン依存タイプの糖尿病は、太っている人より痩せている人の方が多い傾向があるのですよ。


糖尿病の引き金となる肥満体形

肥満による内臓脂肪の増加は、インスリンの働きを阻害・抑制する物質を分泌します。そのため、内臓脂肪型肥満の人は高血糖状態が続きやすく糖尿病になる可能性が高いんです。しかも、”高血糖”と”内臓脂肪型肥満”がそろったらメタボリック症候群の可能性も大です!

腹囲(へそを起点としたウエスト)

男性85cm以上・女性90cm以上で内臓脂肪型肥満と判断されます。
内臓脂肪という言葉通り、内臓の周りにこびりつくように溜まる脂肪なので腹部につくのが特徴です。そのため、外からはわかりにくい中性脂肪・内臓脂肪ですが、ウエスト周りを測定することでだいたい判断する事ができます。
中年ころになると腰回りやお尻周りの肉付きが気になりますが、女性の場合には皮下脂肪が付きやすい為、腹囲の規準は女性の方が大きな数値になっています。

BMI(ボディ・マス・インデックス)

肥満の判定基準として用いられているのが、BMI指数です。
計算方法は、体重割る身長の二乗、つまり、

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

にあてはめて計算します。
この方法で出された数値を、規準表に当てはめて肥満度をみることができます。

体脂肪率

体脂肪率は肥満度の目安としてはとても便利なものです。
男性なら20%未満、女性なら30%未満ならやや太り気味でも肥満の可能性は低いと考えられます。
しかし、男性20%以上、女性35%以上では軽度の肥満、さらに男性30%、女性40%以上になると重度の肥満かもしれません。
最近は体脂肪計付きの体重計が数多く販売されています。こういった体重計で、毎日同じ時間に体重と体脂肪率を計測し、記録しておくのも糖尿病の予防や改善に役立ちます。

体型からみる糖尿病の種類

糖尿病の原因とメカニズムの違いから、みられる体型にも違いがあることがわかります。ただし、体型だけでは糖尿病かどうか、病状の進行具合や改善具合を判断する事はできませんので、セルフチェックや参考程度に覚えておくといいでしょう。

痩せ型

1型糖尿病の場合、成長期の子供や赤ちゃんでも発病します。自己免疫機能の異常なので、インスリンの絶対量が足りず糖質を上手く利用できなくなるという特徴があります。そのため、脂肪やたんぱく質をエネルギーとし利用するので体に脂肪が蓄えられにくくなり、比較的やせ形の人が多くなる傾向にあります。

肥満からやせ型

肥満や過食等の生活習慣から2型を発症した場合、初めは肥満型の体型やメタボ体型の人が目立ちます。しかし、どんどん肥満やメタボが進み、血糖値が一定の値を超えてしまうと、体重は急激に減少し激やせします。その後は、糖尿病が進行すると次第に急激に体重が落ち食べても太らなくなります。